HSブロック施工要領例

1.既設消雪パイプ取壊し・掘削

1. 切断カッターにて既設消パイ両側の舗装と、消パイ断面全厚を横方向に一定間隔で切断します。
2. 重機にて切断した既設消パイを掘り起こし撤去します。

2.掘削・基礎面転圧

1. 既設撤去後必要以上に掘削しないよう注意しながら掘削断面を整えます。
2. 掘削基礎面は砕石を敷き均し、転圧機で充分締固めをおこないます。

3.ブロック据付

1. ブロック据付面に敷砂などでレベルの微調整をしながら台座プレートを設置します。
2. ブロックの側面4ヶ所に吊金具を確実に固定し、4点吊りで慎重に台座プレート上に据付します。
3. ブロック連結部には目地材を入れます。また消雪配管ジョイントとブロック管端にRR用滑剤を塗布しながら装着します。ブロック連結時は管心を合わせてゆっくり挿入します。
4. ブロック天端高と舗装面とのレベルに注意しながら据付作業を進めます。

4.間詰め作業

1. ブロック側面は空練りモルタル、生コン等の間詰め材を充填します。
2. 間詰め材は沈下しないよう転圧機で充分締固めをおこないます。

5.舗装復旧

1. ブロック側面と既設舗装断面にアスファルト乳剤を塗布します。
2. 舗装は仮復旧で間詰め材が安定するまで待ち、安定後に仮舗装を撤去して施工可能な転圧幅で再度舗装を切断し、本復旧をおこないます。
3. ブロック天端と舗装はできるだけ平坦になるようにします。舗装の起伏が激しく、ブロックが舗装面より極端に上がる場合は、すり付け舗装幅を広くして調整します。