北越消雪機械工業株式会社

製品案内PRODUCTS

HSブロック シングル配管型

プレキャスト消雪パイプブロック
意匠登録・特許登録
SGP:50A〜200A HIVP:50〜200
標準ブロック:5.5m、2.74m (他特寸対応可)
継手ブロック:T型、L型、クロス型、45°型、I型
特長
消雪機器専門メーカーならではの高性能ブロックです

1.高機能な消雪配管ジョイントを使用しています

消雪パイププレキャストブロックの性能の優劣を決定すると言っても過言ではない連結部分には、独自に開発した消雪配管ジョイントを使用しています。
パッキンは差込容易で高いシール性能を持つ専用品を開発しました。その差込の容易さは現場でのブロック接続作業において抜群の施工性を発揮します。またシール性能においても水圧2.5Mpa(1分間保持)の圧力試験をクリアしています。
さらにジョイントの内部構造も工夫し、8°の可撓性を持たせてありますので複雑な道路状況に柔軟に対応します。また段落ちタイプのジョイントにより、口径の変更も可能です。

2.既設との取り合いもダイレクトに行えます

消雪配管ジョイントはSGP管や塩ビ管を直接差し込みできる構造ですので、既設の消雪パイプを打ち替えする場合や延長するような場合でもダイレクトに接続することができます。

3.ブロックに方向の区別がありません

HSブロックの両端はどちらもオス形状をしていますので、工事の際ブロックの方向を確認する必要がなく作業効率がアップします。

4.連結部を変形させる心配がありません

ブロック連結のパイプ部分はブロックの端面よりまったく突出していませんので、作業中に誤って変形させたり、傷つけたりする心配がありません。

5.高機能なノズルを選択することができます

散水孔開閉式の煌70型、泉70型(水平散水式)、頭部脱着式の潮70型など高機能なオールステンレスノズルを選択することができます。

HSカップリング(50A〜125A)
FVソケット(50A〜200A)

断面参考図

散水部断面図
送水部断面図

施工標準

  1. 舗装の切削幅は、施工後の転圧幅を見込んで決定する。
  2. 基礎材は再生砕石等を使用し、施工にあたっては十分な締固めを行う。
  3. 基礎材の厚さは100mmを標準とし、施工幅は施工に必要な余裕としてブロック両側に50mm程度を持たせる。
  4. ブロック据付面と路面高との調整のため、台座プレート(付属品)を設けて施工する。
  5. ブロック天端高舗装面との調整は道路計画断面を基に道路勾配が確保できるようにする。
  6. ブロック据付後ブロック側面は空練りモルタル、生コン等沈下しにくい間詰め材を充填して十分締固めを行う。
  7. 舗装は仮復旧で間詰め材が安定するまで待ち、安定後に仮舗装を撤去して施工可能な転圧幅で再度舗装を切削し、本復旧を行う。
  8. ブロック天端と舗装はできるだけ平坦になるようにする。舗装の起伏が激しくブロックが舗装面より極端に上がる場合は、すり付け舗装幅を広くして調整する。

HSブロック設計条件

項目 設計値
設計輪荷重 50kN
衝撃係数 0.4
コンクリート設計基準強度 40N/m㎡

寸法・仕様

各種ブロック(5.5m、T型、L型、クロス型、45°型、I型)製品一覧はこちら

製品重量(kg)

口径 L=5.5m 同心T型 偏心T型 同心L型 偏心L型 クロス型 45°型 偏心I型
段L500 段L300 平L500 平L300 偏心E50 偏心E100 段L500 段L300 偏心E50 偏心E100 偏心E50
L=2m
偏心E100
L=2.75m
SGP 50A 1,228 371 331 380 336 442 495 260 220 310 344 367 - 476 698
65A 1,218 368 328 376 333 438 491 258 218 308 342 363 - 472 692
80A 1,203 363 324 371 328 434 486 255 216 304 339 358 - 467 685
100A 1,168 352 314 360 318 422 475 247 209 297 332 347 - 454 667
125A 1,117 335 299 344 304 406 459 236 200 286 320 330 - 435 641
150A 1,322 462 - - - 540 619 331 - 387 444 - - - -
200A 1,658 495 - - - 574 - 356 - 413 - - - - -
HIVP 50 1,206 364 324 372 329 434 487 255 216 305 340 - 107 468 686
65 1,185 357 318 365 323 428 480 251 212 301 335 - 106 460 676
75 1,167 351 313 360 318 422 475 247 209 297 331 - 104 454 667
100 1,121 336 300 345 305 407 460 237 201 287 321 - 101 437 643
125 1,058 316 282 325 287 387 440 224 190 273 308 - 96 414 611
150 1,250 439 - - - 540 596 316 - 387 429 - - - -
200 1,550 451 - - - - - 330 - - - - - - -

保管方法

  1. 車両や重機などとの接触により、ブロックに欠損が生じないような場所・環境に保管してください。
  2. 平坦な場所に台木などを敷きブロックを直接地面に置かず、重ねる場合もブロックの上に台木を置き、その上に重ねるようにしてください。
  3. 台木は図のように2点支持とし、ブロック両端から全長の1/4~1/5くらいの位置に敷き、バランスを見て位置を調整してください。またブロックを重ねることも考慮し、散水ノズルの真下になる位置に置かないように注意してください。(5.5m定尺ブロックの場合は吊用インサート位置が目安となります)
  4. 重ねる場合は散水ノズルの上に台木を置かないように注意し、台木の位置が上下で同じになるように調整してください。

※3点支持や異なる高さの台木を使用した場合、上下の台木の位置がずれるなどしますとクラックが発生する原因となる可能性がありますので注意してください。

資料

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